📄 作品概要
「病院で目を覚ましたオレは、体が女性になっていた――」 電車での事故だと説明はされたが、記憶は全くなくなっていた。 女性として始まる、寺での生活。 主人公の左沢伊織は、親はなく○さなころから寺で同年代の少年たちと育った。 風呂も厠も寝床も共同で、もともと仲もよかった四人組の小僧。 女になった伊織に、スケベなおねだりをするのもハードルが低かった。 自分が男だった経験から、彼らが女の体を求める気持ちは痛いほどわかる。 伊織は渋々ながらも、友人たちのズリネタになってやったりしていたのだが…。 ある日、友人たちと同様、伊織に欲情するようになった住職に襲われてしまう。 親代わりの男に処女を散らされた伊織。 誰にも言えないまま、住職の相手をさせられる日々。 滅多に立たなくなったとはいえ、老人の性欲は旺盛で、日に何度も相手をする羽目になる。 そんな折、彼がどうして女性になったのか、そのいきさつを知っているような口ぶりの少女に出会う。 彼女は同じ学校に通う二つ上の先輩で、幼馴染でもある上良知瀬だった。 彼女はその場に居合わせていた。そして何があったのかも知っていた。 だが彼女は語らない。それは彼女自身に起きたおぞましい過去とも結びついていたから。 自分の体に起きた変化の原因を知りたいと思いつつも叶わず、伊織は自分を取り巻く環境が変化していることに戸惑う。 住職との関係、友人との関係、自...