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📄 作品概要
「妻が俺を家畜に堕とす。嘘っぱちの愛を囁きながら。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 最近、菜緒は目に見えて変わった。 外出の頻度、露出の激しい服装、強い香水、俺に投げかける視線。 だから浮気にはすぐ勘付いた。 そいつにどれくらい思い入れているのかも、見当がついた。 問い詰めるべきだとは思った。糾弾すべきだと。 だが出来なかったのは、怖かった、というのが一つ。 それから、薄く笑った表情で甘く囁いてくるこの言葉。 「ねえ、今夜もシようよ。」 俺は聞く度に、浮気は杞憂であると自分に言い聞かせていた。 他に男がいるのに、毎晩のように俺を求める筈がない。 ―――そうやって自分を誤魔化した。 「アイシテル。」 付け足すように口にする愛。 感情のないその響きにも気付いていた。 本当は、囁かれる度に嫉妬で気が狂いそうだった。 それでも俺は夜の誘いを断らなかった。 夜の生活という繋がりが薄れれば、菜緒はもう戻ってこないと思った。 求められるまま応じた。 なぜか攻める側にまわりたがるのにも、言われるがままに従った。 菜緒は献身的で、身を任せるのはどうしようもなく気持ち良かった。 いくつも性感帯を開発してくれた。 時間をかけて最高の絶頂へと導いてくれた。 なぜそんなことをするのか分からなかったが、 それもすぐにどうでもよくなった。 ...