🖼️ サンプル画像
📄 作品概要
とある城下町で武器屋を営むカトレアは愛する夫の突然の失踪にもめげず、息子のラナと親子二人で逞しく生きていた。 しかし金銭的問題などから闇相撲大会に出場、なんと二度の優勝を飾るなどの快挙を成し遂げる。 ところがそのことで慢心した彼女は最終的に敗北し、ここで初心へと帰ることを誓う。 そして更なる強さを求めて相撲の源流である「東の国」へと渡るのだった…!! 「ねえ母さん、どうして相撲なの?剣術じゃダメなの?」 「ええ。剣術とは違う“強さ”を――これから、見極めにいかなくては」 かくて旅すること数か月の後、母と子は遂に東の国へと辿り着いた。 まさに異文化の地は二人にとって驚くことばかりであったが、 最も予想外であったのはカトレアの存在を知るものがいたことである。 「お初にお目にかかります。貴女が西の国の“闘う母”カトレア様ですね?」 彼女はアヤメと名乗り、都一番の強者“力士姫”と呼ばれている人物。 なんと鬼族を二度も退けたカトレアの勇名は、遠く離れたこの地にも届いていたのだ。 「ところで、貴方がラナ様ですね!失礼ですが、その……ご婚約者などは・・・!?」 そのうえアヤメは、一目でラナを気に入ってしまったようである。 彼女は事あるごとに、ぐいぐいとアプローチを重ねてくるのだ。 そのためか否かは不明でありながら、アヤメは自ら勝負を申し出た。 カトレアとしても望むところと、こ...